マツマルストアの日記

日常のヒトコマ

SPEED & CUSTOM SHOW への道!<後編>

じっっとりジトジトした天気が続き
洗濯物も乾かずに湿気でカラダが重たくなりそうで

梅雨だからしょうがないのかもしれませんが
やっと地面が乾いてきたかな〜と思ったら雨がザンザン降りだったり

ひまわりの真ん中に小さな花がいっぱい咲いてたり

控えめにセミも鳴き出して雲が変わったなーと思ったら
猛烈なイキオイで暑〜い夏がやってきて。。。





だいぶ時間が経ってしまっておりますが
一年遅れ(!?)になる前に、前々回に引き続き
昨年9月29日に名古屋で開催された
SPEED & CUSTOM SHOW 2013 への道!<後編>は、

土曜日の搬入から一夜明けたショウ当日も、
早朝からすこぶる良いお天気で

晴れやかな秋の清々しい空気とは対照的に

旅疲れ&ヘンに緊張したせいか胃腸がおかしくなって
日の出からトイレとクルマを行ったりきたりで
10時のショウ開場後も へたばる役立たずな同行者に

「調子が悪い時は肉を喰らえ」とある方に教えて頂いたので

行列が出来たり混み始めている出店で とりあえず

コレでもかっ!というぐらい肉と油っこいモノを買って来て
だいぶ早めなお昼ご飯を食べた後、


クルマの中にマルを残し、
いっぱいの来場客で にぎわうショウ会場へ入ると

すでにライブも始まっていて 遠巻きに眺めていると

手作り感満載で かわいいスタッフTシャツの方がおられたり


名古屋のショウヘ行ったら買いたいな〜と思っていた
大神戸共榮圈” 河田さんトコの

『くま吉』キーホルダーも なくなる前に無事買えて

断然当然『犬』派ですが(猫もキライではないのですが)
黒い毛や羽根の生き物に弱い親バカな僕らデス。。。

いつもショウやイベントに行った後
アレ買っとけば良かった〜と後から後悔するコトが多かったりで

次回のショウ参加は全く未定やし、後々記念にもなるので
イロイロ吟味しまくってお値打ちな欲しかった物も見つけたり

米国製 当時物の中に混じって”日本製”オイラー(油差し)を見付け

古い注油式の工業ミシン用に入手出来て
当時物ってタマに耳にするけど いつの年代頃のコトなのかな〜と思ったり・・・。


昨日の出展準備中にバイクやクルマはサラ〜ッと見たので
見てないトコロはどこかなーとキョロキョロし

なんとなく目を向けた方向へ
思わずスーーーッと吸い込まれる様に

なんとも例え難い質感に引き込まれ、その場に立ち尽くし

あまりにも真顔でジロジロシゲシゲ見入っていたら

アーティストさん自ら作業中の手を止めて

イロイロ詳しく丁寧に説明してくださって

全く何もないところから想像力だけで一から
こんなアートピースを製作されるなんて驚きな造形作家は

松岡ミチヒロさんという方でございました。
詳しくは > http://michihiro-matsuoka.com/



福岡へ戻ってデジカメの画像を確認すると
ショウ展示車両の写真は、ほとんど撮ってなかったのですが
ネーミングがナイスなレースカーが鎮座していたり

ドラッグレース本場の国から部品メーカーの
かなりビッグサイズな社長さんも来られていた様で

"V-Twin Drag Association"などもあって
H-D限定なドラッグレースもあったりで

国内でやるなら国産やホドホドな排気量のバイクで
参加するヒトが増えたらバリエーションがあって楽しくなるのかな〜

とかイロイロ考えながらウチの出展スペースに戻ってくると
”大神戸”河田さん と一緒に搬入準備されていた『工ば長』さんが

大きなドラッグレーサーが集まったスペースの端っこに
ちょっと場違いな?ウチのDRAG SR540の写真を撮ってくださっていて
素敵なTシャツを着られていたので一緒に記念撮影し。。

福岡に戻ってこの写真をご覧になったOKBさんから
『工ば長』さんのブログ "Rad Jalopy" を教えて頂き拝見し
色んなショウやイベントに行かれている『工ば長』さんは、
タクサン写真も撮られてて綺麗な画像もいっぱいアップされてあり驚きましたが
ご自身で愛車(バイク)を精魂込めて製作されていらっしゃるんですね。


反核島”で出店されてた皆さんが着られていた
手書きのTシャツって洗濯可能なんかなーと疑問に思いながら

出展車両一台一台を ゆったり見易く展示してある会場内も
ご来場の方々で人口密度も高まってきた昼過ぎ

そういえば会場の入り口は、どんな様子なのか見てなかったなーと

クルマで留守番してるマルの様子も気掛かりだったので

窓からそーっと覗き込むと爆睡中のお犬様一匹。。。

マルと一緒にクルマの中で少し休憩した後、
出店ブースでみかけた激安(100円!?)ステッカーに
どうしても気になるモノがあったので

会場内に戻ってお店の方に「日本語に訳すとなんて意味ですか?」と
お聞きしましたが「わかりまへ〜ん」というコトで

貼れんかったらコレクションで引き出しへお蔵入りやな〜と
一枚購入して福岡へ戻った数日後、

英国紳士Hさんのお友達Aさん(英国人)が
ちょうどお立ち寄りになられたので どーいう意味ですか?とお聞きすると

AHAHAHAHAHAHAHAHA!と笑って
「私たちは犬がいるから一緒にいます!」desuyo〜と教えてもらい
あまりにも僕らにピッタリやったので
マツマル社用車HOMYちゃんに早速貼りました



そして今回の名古屋行きで一番楽しみにしてた(!?)
チャラン・ポ・ランタン”のライブが始まって

9月頭 糸島の”21st SUNSET LIVE”にも来られていたのですが
出演日と行く日が重ならず

ライブに行けず残念無念で、、、

スッカリ体調復活した同行者もかなりコーフン気味で
やっぱり今回も一枚も まともに写真が撮れてなくて

どこか懐かしい感じやシュールな歌詞と歌声が絶妙で
あの時のコーフンをもう一度。。。☟”大神戸共榮圈” 河田さんから拝借致しました。

アーコディオンを演奏するお姉さんと
堂々たる歌いっぷりがハタチとは思えない妹さんの
姉妹+αバンドに驚き!!!

曲を知らない僕ら含めて周りの皆様も楽しそうだったのが
とっても印象的な”チャラン・ポ・ランタン”のライブが終わって

ライブで演った "Oppai Boogie" が楽し過ぎて
久しぶりな新品のCDまで思わず買ってしまい

CDジャケットにサインまで入れてもらい
一緒に撮った写真の顔が あまりにも恥ずかしすぎて、、、
コチラではカットさせて頂きました♪



一体ナニしに来たんだか…というぐらいライブも楽しんでしまい
そーいえば”カッツアーマー”眞龍さんトコの

写真をちゃんと撮ってなかったのを思い出し

眞龍さんの事をよく知らなかった数年前までは、
真意が判らず独特のスタイルにドン引きだったりしたのですが

よくよく話すと礼儀正しく丁寧で見た目で判断すると
良い意味で裏切られた様な気分だったりで

歴史のことから旧い洋服や音楽(ロカビリー)などなど
僕らが知らないことも幅広く知識豊富な眞龍さんに

ナゼか勢いでチャンチャンコを着せられて

どんなポーズをしていいもんだか戸惑うヒト約一名&
ちょうど通りかかったCUTEなピンナップガールと

ショウ主催 小川さんをキャッチして

改華堂 小川さんが作った新しいTシャツも買いたいな〜と
売ってる場所を教えてもらって


入り口近くの主催者ブースには、小川さんワイフと
まるで小川さんを小さくした様な可愛らしいご子息に

小川さんをよく知る方からも今回似てると言われて
調子づき「おとうさんだよぉ〜」とご子息に迫るオッサンに

臆することなく肩車させてくれた坊ちゃんは

将来有望な感じでござひました。。。

買いに行ったのが夕方で在庫もまばらであと数枚しかなく
「なんで"Norton"ノートン?」と思いきや

よくよく見ればナルホドね〜とヒネリがきいてて良い感じ。。。


閉会時間まであとわずか
Tシャツも買えたし、もうやり残した事はないハズと
マツマルストアの出展ブースへ戻って

肝心な自分のトコの写真も全然撮ってなかったので

ショウ閉会後片付ける前に慌てて撮ってみました。



閉会時間17時 撤収作業が始まる中

順番を待ってちょっとづつ片付けはじめていると

ふだんの生活の中で あまり拝めない様な

濃ゆいクルマが次々と走り去っていく光景に

クルマの中で一日留守番してたマルも思わず目を見張り。。。

3年ぶりで久しぶりのショウへの参加は
九州から遠いな〜と思っても来てしまえばアッという間に時が過ぎ

ショウが終わってもマダマダ休む間もなく
めちゃめちゃお忙しそうだったショウ主催の”改華堂 ”小川さん と

スタッフの皆様 や ショウ関係者の方々へ
お礼とお別れのご挨拶を済ませた後、
また皆様といつかどこかで逢える日が楽しみやな〜とか

素敵なタイミングが色々重なった時にはマタ
ショウやイベントにも参加させて頂けたら良いよなーと思ったり

出展が済んだ後、再び名古屋から福岡まで自走で帰る
カッツアーマー眞龍さんと会場で別れた後、

急いでないので帰りは焦らずノンビリ戻ろうと
行きがけと同じ岡山で早々に休み

車中泊3連チャンは、さすがにしんどかったりしましたが

こんな機会がなければクルマで寝たりしませんし
横になった座席から見上げた景色があまりにも綺麗すぎたりで

カラダを真っ直ぐ伸ばして寝れないとキツいんやな〜と
当たり前に寝てる布団のありがたみも感じたり

眞龍さんは、今どの辺りを走っておられるかな〜と思いつつ

せっかくの岡山なのでSAの中を散策し

何があるのかなーと向かった先に

門柱の頭になんで鬼?と思いながら

不思議の世界への入り口みたいな写真になってしまいましたが

岡山は、桃太郎ゆかりの地として有名で

鬼の棍棒をイメージした”古代の護岸施設”の案内板があって

糸島出土 平原弥生古墳の存在を知ってから最近は
遺跡にも少し興味をそそられたりしていますが

土地開発が進む中で昔々から知られざるままになってしまった
遺跡や出土物なんかもいっぱいあるんだろうな〜と思ったり、、

子供の頃に読んで おとぎ話(作り話)だと思っていた
桃太郎のお話は、実在された方がベースになっていて

神様として神社に奉ってあるとは全く知らず。。。


遠征の帰り道でお馴染みな☆★☆のトンネルへ
差し掛かったお昼前 眞龍さんから福岡に到着し、

その足でこれからお店を開けます〜と連絡があり
なんてタフなんやろー!?と度肝を抜かれて

買ったばかりな”チャラン・ポ・ランタン”の
シュールな歌を爆音で聞きながら

関門海峡の橋を渡り九州に入る頃には、

雨がパラパラ降り出して霧で視界がわるくなり

いつも以上にスローペースな安全運転だったので
後続のクルマにガンガン抜かれながらも

霧で霞む山を見ると糸島に帰って来た実感もわいてきて

眞龍さん帰福からだいぶ遅れた数時間後の昼下がり無事お店に到着!
やっぱり名古屋も遠かった…とバタンキューな9月最後の一日でした。




ショウといえば毎年初夏に"MOON EYES"さんから送られて来る
12月開催の "YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW" の
ポスターを入り口に貼ろうと

こんな時季か〜と思いながら開いてよくよく見ると
過去に出展参加させて頂いていた時から気掛かりでしたが

まさかこんな日が来てしまうとは…と悲しく思っていると
5月に熊本で開催されたショウへ横浜から遥々来られていた

MOON EYESの"Kid Rocker”さん と "Pan"さんがお立ち寄り下さって

ショウ当日の毎年の度重なる騒音問題により
今年の開催では、ショウ会場へバイクでの来場が出来なくなり
"Be Calm Not Loud" (落ち着いてうるさくしないで),
"SHIZUKANI"キャンペーン
のお話なども伺って
ポストカードとステッカーを当店でもお預かりし

今年で23回目となる歴史ある国内最大の
カスタムカーとカスタムバイクの祭典ホットロッドカスタムショウは
独立開業翌年の2006年に初めて参加させて頂いた
思い出深〜いショウでもあり

いつ出展参加させて頂いても
主催のMOON EYESスタッフ皆様の元気で気持ちの良い応対に

ショウ前日ポッと会場に来て出展する僕らには想像出来ない様な

開催の苦労を全く感じさせずニコニコと笑顔で

クルマやバイクのカスタムカルチャーが好きな人たちの為に
長年楽しい場を提供し続けられていて
またいつか出展出来たら良いのにな〜と思うショウでもあったので


全国各地からいろんなヒト達が集まって
タクサンのヒトが集まれば集まるほど

ヒトそれぞれ楽しさとか気持ちよさも全く一緒ではなく
趣味嗜好は千差万別だとは思うのですが
今の社会やシステムの中、ままならない事が多過ぎるのに

自分達のバイクが好きとかクルマが好きとか大きな価値観の中で
周りと調和していければ良いのにな〜とも深く思い

カスタム業界のみならず、色んな場所や色んな場面で
同じ様な事がありますし

色んなトコロで少しでも多くこの情報が広まって

来年も再来年もその翌年も横浜で楽しいショウが開催される事を
心から祈っております。



是非ご一読下さい。> MOONEYES より皆様へのお願い Shige 菅沼氏








まだまだ続けて更新準備しております。